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レーザーでたるみ解消(サーマクール)

1年ほど前にサーマクール(高周波でたるみを少しだけ引き上げることの出来るレーザーみたいな機械)を擁護する論文があったのですが、それを批判する論文です。すなわち、サーマクールの合併症に関して記載したものです。

結論的には、皮膚の下の浅い脂肪(皮下脂肪)が欠損し凹む(陥凹変形)、という合併症です。2004年で2例の報告論文が存在する。医学的には、脂肪壊死が生じた、ということです(脂肪細胞が死んだ、ということ)。著者も経験している。
20070902003621.gif
この画像ではわかりにくいが、おでこの眉毛の上に縦すじのように、波打った凸凹がわかる。これは、脂肪が壊死して陥凹変形してしまった状態。

こういった患者さんには、フェイスリフトや脂肪移植で修正をおこなった。サーマクールのHPサイトによれば、0.08%以下の合併症だが、一回なったら、ずっとこの症状は続く、と記載されている。著者は、この数字をみて、相当少なすぎる印象を得た、と結論ずけている。

当院もサーマクールを使おうかどうか悩んだのですが、サーマクールを売っている業者が、全員に高確率で効くわけではないですね、、と言っていたので、サーマクールは却下しました。

PRS vol119 1951 Nonsurgical Face Liftより。

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テーマ:◆美容整形 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2007/09/02(日) 00:41:52|
  2. 合併症

豊胸手術での合併症の発生率に関して

PRSなどの学会誌には、合併症の率などの報告もいろいろありますので、今回は、タイトルのごとく、豊胸手術のときに起こる、嫌な合併症である、”気胸”、に関してカリフォルニア大学が調査したものを報告します。

胸は、下図のごとく、きわめて肺に近いところにあり、豊胸手術も肺の近くをさわります。そのとき、肺というか、胸郭(肺を格納している肋骨で形作られた部分、いわゆる胸)を損傷すると、気胸(肺と胸郭の間に空気が漏れこむ)という状態になり肺がしぼんでしまって、呼吸がしにくくなる。医者も患者さんもどっちも大変いやな思いになる(いろいろな意味で)。胸にチューブを差し込んで、入院したり、治療が長引いたり、チューブ(だいぶ太い)入れた傷跡が残る、など、いろいろ予定外のことが起こる。
KC280037.jpg


さて、この豊胸手術時の気胸をアメリカの363人の美容外科・形成外科の学会メンバーにいろいろアンケートしたところ、半分アンケートが回収できた。結果は、
  ●34%の医者が豊胸手術時に気胸を経験していた。
  ●そのうちの25%が、2例以上の気胸を経験。
  ●気胸症例を経験した医者の47%が胸にチューブ入れた。
というわりと高率な結果が明るみに出て、著者の想定よりも高かった。

気胸が生じる理由は、手術中の胸膜損傷(ようするに誤って傷つける)、局所麻酔の針が胸に入って傷つける、出血部分を止血する際に穴が開いてしまう、などが考えられる。

豊胸術するときは、根性を入れて挑まなければなりません!
PRS vol116 1122 Pneumothorax as a Complication of Breast Augmentationより。

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  1. 2007/08/13(月) 01:20:43|
  2. 合併症



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