耳垂裂 |
今回は、スリランカからの耳の報告です(Sri Lanka って書くんですね)。 ピアスとかで、耳たぶ=耳垂(じすい)、が切れて→耳垂裂(じすいれつ)、になるのですが、スリランカとかインドなどは、宗教的、民族的?にピアスをされる方が多いのでこういう報告があるのかもしれませんね。 こういう状態です。 ![]() さて、 イヤリングやピアスに、ある種の金属が入っていると、耳垂裂になりやすい。純金はアレルギーがかなり稀だが、ニッケル、銅、亜鉛はわりとある。 そのアレルギー過程は、 ①ピアスホールの周りが湿疹のようになってくる。 ②徐々に裂けてくる。 ③ケロイドの様相を呈してくる。 ④完全に切れるまでに、かゆみ、湿った感じ、皮膚炎、小さい出血などが起こる。 というもの。 結論的に、ピアスの重さ、で切れてくるのではなく、金属へのアレルギー反応が理由で、切れてくるのである。 とのことです。ピアスの重さとは、重いピアスによって、ピアスの穴が大きく長~くなったアフリカの民族の人の耳のようになるだけで、切れるわけではない、と言いたいみたいです。 PRSより。 当院では、ピアスの穴あけ処置はおこなってないのですが、こういうピアスの合併症の治療はおこなっております。 よろしければ、クリックしてください! ![]() |
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