眉毛と眉間部分の若返り(ヒアルロン酸とボトックス使用) |
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顔の老化はいろいろあるのですが、今回は、眉毛から眉間あたりに限定してヒアルロン酸とボトックスをうまく使いこなして若返りを図る方法を、NYの個人開業の先生が解説しております。 その先生がいうには、 ●老化により骨・軟部組織(脂肪や皮下組織など)が萎縮したり、重力によるたるみができる。 ●その結果、眉毛あたりの皮膚が下がり、しぼんだ(おそまつな)感じになる。 ●眉毛を上げる筋肉と下げる筋肉の老化によるアンバランス化により、眉毛が下がる。 という要素に対して、ヒアルロン酸により、眉毛直下あたりを膨らまし、眉毛を上げる感じを作り出す。そして、ボトックスにより、眉毛を下げる筋肉を弱める。下図(クリックしてください)。 ![]() 眉毛と眉間あたりが、はつらつとした印象になっていると思われます。 注射で手軽にできるいい方法だと思います。10分程度ですね。 PRS vol116 2017 Soft-Tissue Reconstruction of the Brow with Restylaneより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:アンチエイジング・若返り・シミ・シワ・たるみ - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
セルライト その1 |
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セルライトはエステなどで、あること無いこと色々言われておりますが、医学的にはどういうことか、を、歴史を追って古い論文から徐々に紹介していきます。今回は、1998年の論文です。著者たちは、ニューヨークのロックフェラー大学と、アルバートアインシュタイン医大です。どちらも有名ですね。 内容が多いので列挙します。 ●男性より女性に多い。 ●セルライトがある人は、超音波エコー画像で、脂肪組織が突出しているのがわかる(下図クリック)。セルライトが無い人には、突出は見られない。 ![]() ●女性の皮下は、わりと不規則に、不連続に、こういった結合組織構造が広がっていたが、男性は、規則的であった。 ●当初は、血流、代謝、は普通の脂肪とセルライトに差異はないと考え、解剖学的に違うだけである、と考えた。 ●1978年の皮膚科の本でも下図のごとく、皮下の構造が男性と女性で異なる、その構造の違いと考えていた(下図クリック)。 ![]() ●さらに、ホルモン依存性も示されていた。セルライトのある男性は低アンドロゲン(低男性ホルモン)の傾向にあり、皮下組織構造の多様性は、遺伝性などよりもホルモンが大きい決定要素となる。 ●セルライトのある人の、皮膚の他部位の皮下組織構造も、じつはほとんど同じで、体勢、ポジションによって、セルライト状態(脂肪の突出)になりやすい。 ということが書いてました。つまり、ホルモン依存で、皮下構造が決まり、体勢、姿勢によって脂肪の突出=セルライト状態になる、ということです。なので、セルライト、というものがある、のではない、ということ。 PRS Vol101 1934 An Exploratory Investigation of the Morphology and Biochemistry of Celluliteより。 だいぶためになりましたね〜。当院でもセルライトの治療はおこなっております。脂肪溶解注射でセルライトを溶かしましょう〜! ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:健康、美容、ダイエット - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
サプリメントと美容外科手術 |
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美容外科に訪れる患者さんたちの好きなサプリメントや生薬(ハーブ)のトップ10とそれらの医学的知識を紹介します。 カリフォルニア大学が調査しました。そのリストは、下図(クリックしてください)。 ![]() 英語ですし、我々も素人なので、わかる範囲解説しますと、 1位コンドロイチン 2位エフェドラ? 3位エキナセア? 4位グルコサミン などなどです。 ●コンドロイチンとグルコサミンは、一緒に飲む人が多い。ともに軟骨から取れるもの。コンドロイチンは、血がさらさらになりやすいので手術前に飲むと出血しやすくなる。また、グルコサミンは、インシュリンに似ているので、低血糖になりやすいので手術前後は中止するほうが良い。アメリカの麻酔学会でも同じく手術前2−3週間はやめるべきだとの、ガイドラインがある。 ●にんにくエキス:動脈硬化や高脂血症低下させるが、血液凝固を阻害するので、血液凝固阻害薬品との併用避けるべき。 ●しょうがエキス:消化促進、利尿作用、出血傾向もある。アメリカ麻酔学会ガイドラインでは2−3週間前に中止。 ●ビタミンE:普通のアメリカ人は4年間ほど使える量を体内に貯蔵しているが、抗酸化剤、動脈硬化防止で摂取している。血小板沈着を防ぐのですこし血が固まりにくくなる。 ●エフェドラ:エフェドリンに入っている。交感神経刺激物質。24時間は手術前はやめる。 などなど、以上のことから、サプリや生薬は、手術前後ではあんまり飲まないほうがいいのではないか、という感じの論文でした。 なお、美容外科の患者:そうでない人=55:24、のサプリ内服率であった。アメリカの調査なので、なかなか日本と違う?感じですね。 PRS vol117 436 Top-10 List of Herbal and Supplemental Medicines Used by Cosmetic Patients : What the Plastic Surgeon Needs to Know より。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください!
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好まれる乳首の形とは。 |
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陥没乳頭(へこんだ乳首:ちくび)を治す方法はいろいろあり、各国のいろいろな医者がいろいろな方法を論文にしています。現在もたまに新しい方法を発表しているのが見受けられます。今回は、韓国、ソウルからあたらしい方法を紹介した論文なのですが、その中のアンケートがおもしろいので、報告します。 手術の方法は、下図のごとく、かわった感じです。3つのとがった部分で乳首の付け根をぐっと締める感じです。 ![]() この方法のすばらしさなどは、ともかく、この論文の中で、100人の男性、100人の女性にどういう乳首の形を好むかアンケートした結果は、下図(クリックしてください)。 ![]() すなわち、女性は、丸い系を好む。男性は、角っとしたのを好む、という結果でした。男女での好みの違いがおもしろいですね。手術でかくっとした乳首を作成するのは確かに難しく、多くの方法で、丸い感じになります。この韓国の大学の方法でも丸い感じになってました。 PRS vol118 1526 Correction of Inverted Nipple with Twisting and Locking Principlesより。 美容外科・東京青山クリニックhttp://www.tokyoaoyama.com ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:バストアップで魅了☆ - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
傷の治り方 |
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傷というものは、持続的に圧迫すると、きれいに治りやすい、といわれております。理由は、圧迫によりコラーゲンの活動性低下、傷の代謝の低下、傷の盛り上がりを防ぐ、と言うことです。これは以前から言われており、最近は、シリコンシート状の傷に貼る商品がよく出ています。そういうシートを傷に張ると、傷の虚血化(傷に血が流れにくくなる)、傷の表面の水分量を多くする(保湿効果)などが傷によい、となっております。 今回は、アメリカのシカゴの一般病院のドクターが、そういったシリコンシートにサリチル酸(炎症を抑えるお薬)を塗って、傷に張ってみた実験をおこなった。 その結果、サリチル酸の付いたシートで傷がよく治った。下図は例。 ![]() 左:おなかの手術の傷の14ヵ月後だが、まだ痛みなどが持続していた。右:サリチル酸シリコンシート塗布後9ヶ月、赤み低下、症状消失。 シートでの圧迫以外にも、こういった炎症を抑えるお薬を加えると、よりいっそう治るのではないか、という示唆を与えた論文でした。 PRS vol114 1359 Salicylic Acid May be Useful in Limiting Scar Formationより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください!
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ボトックス注射でエラをすっきり |
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今回は、内容的には、ボトックス注射でエラの筋肉をほっそりさせて、小顔にさせる、という有名なもので、韓国の一般の美容外科クリニックからの詳細な報告です。 東洋人は、西洋人より顔面下1/3部分がwideである(エラが張っている傾向にある)。西洋人のエラの筋肉の厚みは105−109ミリ、韓国人は117−125ミリである。 2001−2002年までに1021人をエラボトックス注射した。 ●超音波エコーで筋肉の厚みを測定 ●3ヵ月後のエコーの測定で、31%の筋肉の厚みの減少を認めた ●多くの患者さんは、2−4週間で筋肉の厚みが減っていった ●70%が大満足、23%が満足、副作用は無し ●最大の効果は、注射後10−12週間後 ●4ヶ月程度で徐々に戻り始める ●2回目以降の注射では、筋肉の戻りが少ないという結果もある。 下図は、上記の経過のグラフです(クリックしてください) ![]() 具体的な症例です(クリックしてください)。 ![]() 左:施術前、真ん中:6ヵ月後、右:2回目の4ヵ月後、の画像。 PRS vol115 The Use of Botulinum Toxin Type A in Aesthetic Mandibular Contouringより。 当院でも同じ施術はおこなっております。美容外科・東京青山クリニックhttp://www.tokyoaoyama.com ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
耳の老化治療 |
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以前、鼻の老化の論文を紹介しましたhttp://tokyoaoyama.blog111.fc2.com/category9-1.htmlが、今回は、耳の老化です。 実は、耳は、年とともに、大きくなります。ですので、老年は耳が若いときよりも大きくなります。今回話題になるのは、耳たぶ=耳垂(じすい)の議論です。 南イリノイ大学が、耳たぶの下がり具合で耳たぶを小さくする方法を紹介してます。耳たぶの長さによって方法が変わるのですが、簡単にいうと下図のような感じです(クリックすると大きくなります)。 ![]() 耳たぶも老化で伸びてきて大きくなります。日本では、耳たぶが大きいほうが好印象な文化があるようですが、海外ではそんなの関係ないみたいですね。フェイスリフトなどでも耳たぶは、変形したりしますので、そういう場合の修正も当院でおこなっております。美容外科・東京青山クリニック http://www.tokyoaoyama.com PRS vol115 290 Surgical Design and Algorithm for Correction of Earlobe Ptosis and Pseudoptosis Deformityより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
痛みに男女差があるのか? |
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痛み、というものをコントロールすることは、手術をするうえで大変重要です。男女の痛みの違いの論文はほとんど無いので、今回は、目の下の皮膚に関して、アメリカの南イリノイ大学が調査した。 目の下の神経繊維の密度を顕微鏡で調査したら、女性>男性、であった。つまり、目の下の皮膚は、女性のほうが、神経が多い。神経の密度が多いから、痛みの感覚が強い!?、かどうかは、わからないが、たとえば、過去の調査の例だと、 1:胸でいえば、乳輪<乳頭、の神経密度となっており、知覚神経の敏感さを反映しているといわれている。また、胸が大きな人と、平均的乳房サイズの人とを比べると、大きな胸の人のほうが、乳輪、乳頭は感覚劣っていた(神経密度が低くなる)。 2:動物実験では、メスのほうが、痛みの閾値が低い(=痛みに敏感)だ、という論文もある。 とはいえ、神経の密度が多いからといって、痛がり、だとは限らない。専門的に言うと、ケミカルメディエーターの量、レセプターの活動性の違い、性差間でのCNS(脳)の処理の違い、などが要素になるのではないだろうか(つまり神経の密度だけでなくて、脳の痛みの感じ方による、ということ)。 ちょっと今回は、むつかしい話でした〜。 PRS vol 116 1407 Increased Cutaneous Fibers in Female Specimensより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:ダイエット・美容・健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
手の老化に関して |
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今回は、イギリスの一般病院の形成外科からの報告で、手の老化に関してです。どういった要素が手の老化を印象付けるかを調査した。 手の老化を感じさせるポイントは、 ●しわ ●静脈の有無 ●関節部位の突出・変形 ●薄い皮膚 ●しみ である。逆に若く見えるのは、 ●はりのある皮膚 ●静脈が見えない ●しわが無い である。 こういう要素をふまえて、60人にいろいろな手を見せてどれが若く見える見えない、などのアンケートをおこなった。 アンケートは、たとえば、下図。 ![]() 上:もともとの手、中:指輪をほどこした手、下:パソコンで画像処理して静脈を消した手。他にも、画像処理せずに、マニキュアだけした手とか、老人の関節の突出を修正した手とかいろいろ見せてどれが若く見えたか、を検討。 その結果、ネイルのメイクとジュエリーは、若く見えたが、統計的に有意差が無かった。すごく老化してしわしわな手は、いろいろな処理をしても若く見えない、という結果。そして、静脈の有無により、若く見えることだけが、統計的に有意差があった。つまり静脈の有無は、わりと手の老化に影響する、という感じです。追加としては、手でおよその年齢を言い当てることが出来た、という結果も出た。 手はものを言うわけですね。 PRS vol117 2212 Hand Aging : Patient's Optionsより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
レーザーでたるみ解消(サーマクール) |
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1年ほど前にサーマクール(高周波でたるみを少しだけ引き上げることの出来るレーザーみたいな機械)を擁護する論文があったのですが、それを批判する論文です。すなわち、サーマクールの合併症に関して記載したものです。 結論的には、皮膚の下の浅い脂肪(皮下脂肪)が欠損し凹む(陥凹変形)、という合併症です。2004年で2例の報告論文が存在する。医学的には、脂肪壊死が生じた、ということです(脂肪細胞が死んだ、ということ)。著者も経験している。 ![]() この画像ではわかりにくいが、おでこの眉毛の上に縦すじのように、波打った凸凹がわかる。これは、脂肪が壊死して陥凹変形してしまった状態。 こういった患者さんには、フェイスリフトや脂肪移植で修正をおこなった。サーマクールのHPサイトによれば、0.08%以下の合併症だが、一回なったら、ずっとこの症状は続く、と記載されている。著者は、この数字をみて、相当少なすぎる印象を得た、と結論ずけている。 当院もサーマクールを使おうかどうか悩んだのですが、サーマクールを売っている業者が、全員に高確率で効くわけではないですね、、と言っていたので、サーマクールは却下しました。 PRS vol119 1951 Nonsurgical Face Liftより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください!現在5位です。
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