胸を小さく:女性から男性への治療 |
今回は、当院でもほとんど扱うことのない、胸を小さくする手術に関して、ベルギーの大学の泌尿器科、形成外科、精神科の合同の報告です。性同一性障害の患者さんたちが治療のメインとなっております。 女性から男性への手術のひとつとして、胸を小さくするものがあり方法がいろいろ胸のタイプにより異なります。92人に5つの方法でおこなった。 どんな方法があるかというと、 1:乳輪にそって半分切って、乳腺を取り出すもの。胸が小さい人におこなう。 ![]() 2:やや胸のある場合は、乳輪をドーナツのように切り取り、縫いちじめる。皮膚と乳腺を取る。 ![]() 3:ある程度の大きさと、皮膚の弾力性がなく垂れ下がっている場合は、皮膚もわりと切除しないといけない。なので傷も大きめです。 ![]() 4:胸が大きく、垂れ下がっているタイプでは、胸の下から大きく切り取ります。傷跡も最大。 ![]() などの5つの方法があるのですが、患者さんの多くは、下図のように、バンド(さらし?)をまいていることが多く、胸がたれていることが多いそうです。 ![]() 結論的には、下図のチャートで手術方法を決定する、とのことでした。 ![]() 合併症は、12.5%あり、血がたまったり、再手術したりした、とのこと。皮膚が垂れている人がむつかしい、とのことでした。 男性でも女性化乳房といって、病気で胸が大きくなる場合もありますので、そういう治療とにています。 PRS Vol 121 849 Chest-Wall Conturing Surgery in Female- to-Male Transsexuals : A New Algorithmより。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() ![]() スポンサーサイト
テーマ:美容整形・プチ整形・美容外科 - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
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