しわ、たるみのお話 |
顔のしわ、たるみは、大きく分けると 1:皮膚そのものの乾燥や老化によるもの 2:表情筋の動きにかかわってできる表情じわに起因するもの 3:重力などによってできるもの などがあります。 一般的に言えば特によく皮膚を動かす 目元や口の周辺にしわはできやすいものです。 顔のしわ、たるみは 皮膚や表情筋が緩んでたるむことによって もたらされると考えられており、 治療法としては皮膚と表情筋を緊張させて ひきしめるという理論が定着しております。 しかし、MRIで ●老化した深い鼻唇溝(ほうれい線)の人 ●若い人の鼻唇溝(ほうれい線) の2者を比較した場合、 老化の人に皮下脂肪の下垂はあるものの、 筋肉(大頬骨筋)のたるみには それほど差は認められないという報告もあり、 表情筋を弛緩させてしわ、たるみを治療する ボツリヌス毒素治療などが一般的になってきています。 表情筋の収縮や拘縮によりできるタイプの しわ、たるみが多いことも、 臨床上あきらかになってきました。 私たちは美容形成外科的な立場からみた、 しわ、たるみの病因について考えたうえで、 理想的な治療理論を検討し、考えていきたいと思います。 次回はしわ、たるみの発生メカニズムについて説明します。 ブログのランキングに参加しています!よろしければ、クリックしてください! ![]() ![]() スポンサーサイト
テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
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