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危険!?豊胸のための脂肪注入

日本でも胸を大きくするための脂肪注入をおこなっている病院がいくつかあります。しかし、アメリカでは、1987年に、アメリカ最高の権威ある学会、アメリカ形成外科学会で胸への脂肪注入禁止宣言が出ております。20年以上も前から禁止宣言が発表されておりますが、いまだ日本で、その危険性を無視しておこなっている病院がいくつもあります。

禁止する理由は、
”乳がんの検査をするときに、移植した脂肪が邪魔になって、癌なのかどうかがわからない”というものです。
この考えが20年以上にわたりアメリカ、日本を支配しております。が、先日、アメリカで胸の脂肪注入(移植)をすこし肯定する論文が発表されたのですが、その後、それへの批判の論文も多く発表されました。今回は、そのうちのひとつで、日本からのものを報告します。

日本医科大学形成外科学教室からの報告を下記にまとめます(ちなみに、ここの形成外科教室は異物治療の研究・検索で有名です)。

●先日、掲載されたアメリカの胸の脂肪注入の論文には、マンモグラフィーが載っていなかった。うまく、うつくしく胸が大きくなっていた写真は載っていたが、乳がんの発見の重要なレントゲンである、マンモグラフィーの写真を載せないのは、論文としてダメだ。

●日本医大でも15例ほど、胸に脂肪注入移植したが、下図のマンモグラフィーのように、石灰化したレントゲンになって患者さんも悩んでいる。
マンモグラフィー
白い小さなツブツブが石灰化。乳がんでもこのように写るので、間違えやすい。
日本医大の症例でも全患者のマンモグラフィーで腫瘍のような影が写っていた(マンモグラフィー、CT、MRIで)。

●患者さんは、安易に脂肪注入をして、術後に鬱状態になったりもしてしまう。

以上のことから、胸への脂肪注入を肯定するような論文が、未熟な医師や儲け主義の医者を正当化するものであってはならない、としております。
当院もまったくこの考えに賛同しており、安易な脂肪注入は控えるべきだと考えます。結局、困るのは、患者さんたちなのです。

PRS Vol 121 702 Fat Grafting to the Breast より。

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テーマ:美容整形・プチ整形・美容外科 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2008/05/09(金) 01:04:11|



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